ニガウリはウリ科ツルレイシ属に属する一年草の植物で、沖縄の名称ですがゴーヤの方が一般的に知られている名前です。

 

ニガウリを上手く育てる方法

 

外見はゴツゴツとしたイボを持つほか、独特の苦味があることが特徴ですが、その苦味はモモルデシンと呼ばれる成分で、胃液の分泌を促進したり、肝機能を高める効果があります。主に健胃薬の代わりとして重宝され、胃腸を刺激して食欲を高めるほか、疲労回復の効果に期待できる植物です。また、血糖値を下げる成分であるチャランチンも多く含まれていることから、糖尿病の改善にも役立つと言われています。

 

ニガウリにはビタミンCやビタミンB1、葉酸、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維と栄養素が豊富に含まれていて、健胃や血圧のコントロール以外にも、豊富な栄養素によって様々な健康に役立つ食べ物となっています。キュウリと同じ種族なので、独特の苦味さえどうにかできれば使い勝手の良い食材となることは間違いありません。一年生であること、病害虫に強いということから育てやすく、家庭菜園でニガウリを育てる人も少なくないようです。種から育てる場合は、発芽しやすいように爪切りなどで種の先端を切り落とし、水に浸した小皿に入れて発芽を待ちます。早ければ3〜4日で発芽するので、土を入れた鉢に移して1週間ほど待ちます。小さな芽がでてきたら10日ほど待つと本葉が出て本格的に成長するので、鉢からプランターや畑があれば地植えに変更します。

 

蔓を伸ばして成長していくので、高さや幅広い場所が必要となり、それを絡ませるためにもネットや棚などを用意する必要があります。思った方向に伸ばすためには、支柱などを利用して誘導してあげないといけないので、時々は蔓の成長の仕方を見ておきましょう。ある程度成長したら追肥をしたり、病害虫は滅多に付きませんが稀にアブラムシなどが付くので、発見したら薬剤などを散布します。花が咲いた後に実が付き、独特の形状を作るようになるので、緑色になったら収穫をするようにします。